ピストルクロスボウ 160ポンド化ネタ兼ベース幅変換マウントの加工
久々の更新ですね。たまにはネタを投下してみようと思います。
今回は、うちで販売しているピストルクロスボウ PR-80A4-Aを160ポンド化してみたいと思います。(改造は自己責任でお願いします。怪我をしても責任を負えません。)
先に言っておきますけど他のピストルクロスボウだと弦がまず引けません。
この機種を選んだのもバレルが金属製で丈夫かつ、てこの原理で弦を引けるからです。
あと、ストリング(弦)は今回強化したものを特別に制作しました。
純正の弦だと耐久性の面で話にならないと思います。
余談ですが、うちで扱っているリカーブクロスボウの純正弦はほとんどがダクロン製です。
純正のピストルクロスボウ用ストリングは巻き数10回・ストランド数だと20本です。
特別制作した強化弦はダイニーマ・ベクトラン製で、巻き数17回・ストランド数だと34本に強化されています。
話が脱線しますが、ダイニーマやベクトランの原糸の価格はダクロンの4倍です。
まずは完成したものをお披露目したいと思います。
改造した所を書きます。
1. 前部のリムを後部のリムチップにあたらない程度に切断します。
切断する工具にはディスクグラインダーを使用しました。
必ず防護メガネを着用して下さい。
グラスファイバーなので粉塵が目に痛いです。
切断するときはちびちびと切断せず一気に切断して下さい。
切断面が焦げてしまいます。
2. 切断したリムと新しいリムを画像の位置で結束バンドを使用して束ねます。
これでもかと言うくらい力を入れて引っ張って下さい。(切断したリムが前です。)
結束バンドは引っ張り強度が54.4kgのものを使用しました。
なお、結束バンドとリムの間にはゴム板を巻いて下さい。(結束バンドがずれてくるのを防ぐためです。)
ゴム板はホームセンターのキャスターや滑車が売っているコーナーにあると思います。
結束バンドの端はライター等であぶって平たく潰して下さい。
※まずは片方だけ束ねてからバレルに通し、その後残りの片方を束ねて下さい。
バレルに通す前に両方束ねると通りません。
3. いつも通りに160ポンド化されたリムををバレルに固定します。
次はベース幅変換マウントです。
本体側のマウントレールの幅が少し大きいのでリューターで削りました。
本体側マウントの溝も掘り直さないといけません。
変換マウントの前部と後部の不必要な部分も切断しました。
単に切断しただけだとナットが邪魔で変換マウントを定位置に固定できません。
前部の真ん中をU字型に凹ませます。(リューターを使えば簡単にできます。)
160ポンド化されたピストルクロスボウにドットサイトを取り付ける場合、ベース幅変換マウントを完全に本体側のマウントレールに固定しないと、撃つ度にベース幅変換マウントがずれてきます。
あと本体側のマウントレールもずれてきます。
なので、ずれそうな所は全て瞬間接着剤ゼリータイプで完全に固定しました。(固定する前にネジ類を増し締めしておきました。二度と外されませんから。)
ドットサイトを取り付けました。
通常のピストルクロスボウのように腕の力だけではてこの原理を使っても引けません。
両手で本体前部とてこの部分を持ち、グリップ底部を膝に当てへし折る感じで弦を引きます。
具体的には膝を上に持ってくる感じで、両手を下に持っていく感じで引くと上手く引ききれます。
試射した感想は、反動がすごいです。
反動でバレルが暴れます。
フォアグリップ、ストックが無く反動を吸収できないので矢がばらつきます。
トリガー(引き金)もかなり重くなってしまいました。
ですが、数を撃っているとバレルが暴れない撃ち方が身についてきてある程度まとまるようになってきました。
威力はこのサイズのクロスボウなら申し分ないです。
雑誌を撃ったとき、矢羽で引っかかって矢が残っていたのが完全に突き抜けて後ろの段ボールの束に矢が突き刺さっていました。
矢はアルミ矢を使用しないと弦が痛んでしまいます。
ABS矢だと一発で折れてしまいそうです。
弦は多めに巻いただけあって、まだ切れる兆候はありません。
ちなみにピストルクロスボウのアルミ矢は後部がプラスチック製で折れやすいですが、折れてもまだ使えます。というか折った方が矢がまとまります。
なので折れたからと捨てるのはもったいないです。
プラスチックの部分を折ったら貫通力も上がりますし。
以上160ポンド化ネタでした。


















